はじめに
この記事は、これから自作ゲームをどこかでリリースする予定のある方、ゲームをリリースしてみたい方、個人がゲームをリリースするとどれくらい稼げるか知りたい方に向いています。
参考になるかなと思って、実際の数値を出しています。
リリースしたゲーム
2020年の11月にSteamで個人ゲームを有料で公開しました。
簡単に言ったらMinecraftのパクリゲーです(笑)
プレイヤーは浮遊島で独りぼっちになってしまい、ワールドを探索しロケットを見つけてそこから脱出するというサンドボックス・アクションゲームです。
最初は自分の勉強のために作っていたゲームでしたが、その時ちょうどSteam Directの存在を知り試しにやってみることにしました。
収益は軽く10万超えるっしょww
リリースした当時の価格は400円で設定していました。現在は200円に下げています。
どんな効果が出たか
結論から言ってしまうと、この一年間でどれくらい収益を得たかというと、たった4万円です。
ゲームをリリースするための料金が1万円なので、引いて3万の収益という事になります。
全く稼げない…
そして僕的にこの失敗の原因を考えてみました。
原因1 リリース前の宣伝が甘かった
僕がこのゲームをリリースした時、いろいろなところにプレスリリースをお願いしました。
ここからどれくらいストアページに来てくれたかは不明です。おそらくそこまで期待できる数字ではないと思います。
また、TwitterやFacebookなどのSNSではほとんど発信しませんでした。
フォロワーが全然いない状態でツイートしても意味はないと感じたからです。でもこの予想はたぶん正解で、ツイートしても売り上げにはほとんど貢献しないだろうと思います。
ある程度SNSでフォロワーがいないと、SNSでの発信で意味はないと思います。
原因2 Minecraftのパクリだから
まぁ当たり前といえば当たり前ですが、いまどきマイクラを持っていない人も少ないわけで、その中でマイクラのパクリゲーを作ったとしても(マイクラより安くとも)、売れないのは当然です。
もう少しゲームデザインが違えばもうちょい売り上げが上がったとは思います…
今考えてみると僕のような、個人で出してるクリエイターの大事なところって創造力だな~と感じました。今回リリースしたゲームはほぼマインクラフトなので創造性は皆無といっていいでしょう(笑)
これじゃ新規ユーザーは食いつかないのは当然です。
原因3 Giveawayを大量に行った
ゲームを無料でダウンロードできるコードを、サードパーティのサイトなどで大量配布していました。たしか一万個近くのコードを配布したと思います。
これでユーザーがレビューをしてくれて、ストアページの評価が集まると思っていたのですが、全く増えませんでした。おそらく、無料コードを入手するような人は一つ一つのゲームにはあまり関心がなく、ライブラリにゲームを並べておきたいという人が多いのかなと思います。
原因4 純粋にクオリティが低い
これもかなり大きかったと感じます。ユーザーが200円を払ってまで買いたいと思わせるクオリティがなかったということです。
「このゲームよりシャカチキ一個の方が良い」ということです。
例えば、ストーリー性やオブジェクトの種類、UIの使いやすさなどの細かい部分も含みます。
今から大改造しても多分ユーザーは増えないかなぁー(遅すぎるし)
その他の情報
ストアページを訪れたユーザー数
公開から一年ほどですが、最近数か月は100前後を動いてる感じです。
一番調子がいい時で一日2000以上を続けて記録していました。
購入ボタンにカーソルが届かなかったんでしょうね(´;ω;`)
まとめ
こういうのは本当に人によるな~と感じています。
収益としては3万円とマイナスにならなかっただけマシでしたが、もう少し稼げるもんだと思っていました(甘え)
それより、ここから学べたことがたくさんあったと感じています。
これからゲームをリリースしようとしてる皆さん、がんばってください。
今後僕は、有料ゲームではなく無料ゲームの広告で稼げるように頑張りたいと思います。
自分が有名インフルエンサーだったらなぁ~
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